活用ガイド2026-04-16 · 約8分

株のトレード日記の書き方|デイトレ・スイングで記録すべき項目が違う理由

FXのトレード記録ノウハウは多いが、株式トレードに特化した記録方法の情報は意外と少ない。株はFXとは異なる特性がある——銘柄数が圧倒的に多く、出来高や決算情報が重要で、取引時間も限られている。

この記事では、株のデイトレードとスイングトレードそれぞれに最適な記録項目と振り返り方法を解説する。


株のトレード記録がFXと異なる3つのポイント

違い1:銘柄選定の記録が重要

FXは通貨ペアが限られているが、株は数千銘柄から選ぶ。「なぜこの銘柄を選んだか」の記録が、銘柄選定スキルの向上に直結する。セクター、テーマ、出来高、板の厚さなどの選定理由を残すことが重要だ。

違い2:取引時間が限定される

株の取引時間は前場(9:00-11:30)と後場(12:30-15:30)に限られる。特に寄り付き直後の9:00-9:30と引け前の15:00-15:30は動きが活発で、この時間帯の成績を別途分析する価値がある。

違い3:ファンダメンタルズの影響が大きい

決算発表、IR情報、業界ニュースが株価に直接影響する。「決算前にポジションを持っていたか」「ニュースでの急騰・急落時にどう行動したか」の記録が、株特有の重要な振り返り材料になる。

デイトレ(株)で記録すべき7項目

  1. 銘柄コード・銘柄名
  2. 銘柄選定理由:出来高急増、テーマ性、板の厚さ、寄り付きギャップなど
  3. エントリー/決済の価格・時刻
  4. 売買方向・株数・損益
  5. 感情状態:冷静、焦り、リベンジ、暇など
  6. 時間帯:寄り付き直後か、前場中盤か、後場か
  7. 相場環境:日経平均の方向、セクターの強弱
株のデイトレでは「銘柄選定」と「時間帯」の記録が特に重要。後から見返すと、特定のセクターや時間帯にパフォーマンスが偏っているパターンが見えてくる。

スイングトレード(株)で記録すべき8項目

  1. 銘柄コード・銘柄名
  2. エントリー根拠:テクニカル(チャートパターン、移動平均)+ ファンダメンタル(決算、IR、業績)
  3. エントリー/決済の価格・日付
  4. 保有期間:何日間保有したか
  5. 損切り/利確の設定値と実績
  6. 保有中の判断ログ:買い増し・一部利確・ホールド継続の判断理由
  7. 決算・IRイベントとの関係:決算をまたいだか、ニュースの影響はあったか
  8. 反省・教訓

スイングトレードでは「保有中の判断ログ」が特に重要。「なぜ利確せずにホールドしたか」「なぜ買い増したか」を記録することで、保有中の判断力が向上する。

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週次振り返り:パターンを発見する

  • 今週の勝率と平均損益を確認
  • 利益が出た銘柄の共通点(セクター、出来高水準、チャートパターン)を探す
  • 損失が出た銘柄の共通点を探す
  • 感情が悪化したタイミングを特定する

月次振り返り:戦略を修正する

  • 得意な銘柄タイプ(大型/小型、テーマ株/バリュー株)を特定
  • 時間帯別の成績から、集中すべき時間帯を決める
  • 決算期前後のトレード成績を確認し、決算トレードのルールを見直す

まとめ

  • 株はFXと記録項目が異なる:銘柄選定理由、取引時間帯、ファンダメンタルズの記録が重要
  • デイトレ:銘柄選定理由と時間帯を重点的に記録
  • スイング:保有中の判断ログと決算イベントとの関係を記録
  • 振り返り:週次でパターン発見、月次で戦略修正
※ 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の推奨や投資助言を行うものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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